3月になり、卒業や入学のシーズンになりました。
私も現在大学4年で、院進せず就職なので完全に卒業です。
学生生活の終焉です。
さて、来年から大学生になる人は、入学にあたって新しいPCを探している頃なのでは無いでしょうか。
せっかくなので私が4年間使ってきたPCについて紹介したいと思います。
スペック
ASUS Zenbook UX331UN
CPU | Intel Core i5-8250U |
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RAM | 8GB |
SSD | 256GB |
GPU | NVIDIA GeForce MX150 |
ディスプレイ | 13.3インチ、1920×1080(FHD) |
質量 | 1.14kg |
選んだ理由
このZenbookを選んだ理由として、価格が高すぎず、AdobeのPremiereやAfter Effectsなどの重いソフトも最低限動くという条件で選びました。
当時はAMDのRyzenも出たばかりで普及はしておらず、intelの内蔵GPUも重い作業をするには不十分だったので、dGPUを積んでいるものにしました。
また、Microsoft Officeは大学でライセンスがあるのではないかと期待して条件には含めませんでした。
結果的に大学のライセンスでOffice 365が使えました。
恐らく多くの大学で何らかの形でOfficeが無料で提供されているのでそちらを調べたほうがいいかと思います。
4年間使った感想
途中でメイン環境をデスクトップPCにしたり別のノートを買ったり環境の変化は多少あったものの、基本的に満足行くものでした。
4年間メインのノート機として戦い抜けました。
コロナの影響でオンライン授業が増えるということもありましたが、それについても十分動きました。
不満があるとすれば、TypeCでの給電に対応していなかったため、長時間の仕様が見込まれる際にACアダプタが少々邪魔だったことぐらいでしょう。
RAMも8GBなので、ZoomやTeamsを動かしながらだとやや重くなることがあったので、16GBあればもっと良かったかなと思います。
必要・不必要だった要素
必要
CPU/RAM(Core i5 or Ryzen 5(どちらも最新世代/16GB)
シンプルに強い方がいいです。
特に今だとオンライン授業などでZoomやTeamsはもちろん、専門的なソフトを動かすことが要求されることがあり、少なくとも大学推奨の生協PC以上のスペックはマストでしょう。
また、ミーティング中に別なソフトを使用することもあるので、RAMは最低限16GBはあった方がいいと思います。
8GBだとExcelのウィンドウを多く開いたりブラウザで多くのタブを開いた時にモタつきます。
私が授業で使ったソフトの中で一番重かったのはXILINXのVivadoでしたが、動作的にギリギリだったような感じがします。これよりスペックが低かった場合だと固まったり作業中にモタつくのではないかと思います。
ディスプレイ(13インチFHD)
最低限13インチのFHD(1920×1080)は必要です。
それ以下のディスプレイだと表示できる情報量が少なく、作業に支障が出ます。
そもそもFHD未満のディスプレイのマシンをこの時代に買うのはやめましょう(特殊用途除く)。死にます。
なお、15インチ以上になると本体サイズが大きくなり持ち運びに支障が出ると思うのでおすすめしません。
内臓SSD(できれば512GB以上)
内臓ストレージが256GBだと基本的には問題ありませんが、容量の大きいソフトを入れたり作業ファイルが溜まってくると足りなくなってきます。
外付けHDDなどで対応することも可能ですが、一台で済ますのであれば512GBはあった方がいいと思います。
なお、128GBは論外です。無理。
インカメラ
授業もそうですが、就活のインターンや面接で使うことも多くなりました。
外付けを使うという作戦もありますが、内臓で済ませられるならそれに越したことがありません。
画素数的に200万画素程度あれば十分ですが、数値に関係なくノイズが多かったり感度が悪いこともあり、カタログスペックのみ判断するのは難しいです。
実際に量販店でカメラアプリを起動してみて、大丈夫そうか確認するのがいいかと思います。
質量、サイズ(1.3kg以内?)
大学に持っていく際に、軽い方がもちろん楽です。
1.14kgでも鞄に入れると重く邪魔に感じたことが多いので、重くても1.3kg以下のほうがいいと思います。
サイズも鞄に入るA4サイズのものにしましょう。
あとは筋肉と相談です。
不必要
内臓ディスクドライブ
マジで使いません。
内臓だと質量が重くなり本体も厚くなるので、持ち運びに支障が出ます。
iTunesなどでドライブを使いたい人は外付けのものを買いましょう。
Microsoft Office
前述のとおり、大学でライセンスが用意されてる場合が多いと思います。
付属していて損することはありませんが、特に海外メーカーの選択肢が増え、費用も安く済ませられる場合もあります。
あるといいかも
タッチパネル
Windows10や11だと直接タッチしたほうが便利だと感じることがたまにあるので、あるといいかもしれません。
ただし無くても問題ありません。
Type-C端子での充電対応
USB Type-C端子で充電できるものだと、モバイルバッテリーが使えたりACアダプタも小型で済ますことができるので便利です。
最近では給電に対応しているものが多いですが、Type-C端子があってもデータ通信しかできないものも存在するので気を付けましょう。
着脱式バッテリー
大学のオンライン授業だと、2コマまではバッテリーでなんとかなりますが、3コマ目は厳しいです。
使い方によっては1コマで切れます。
そのため充電しながら使うことが多くなり、バッテリーが劣化しやすくなります。
ACアダプタ接続時はバッテリーを外しておくことで、劣化を防ぐことができます。
ただし最近はバッテリー内臓のものがほとんどであるため、あまり考えない方がいいと思います。あくまであると強いという話です。
結局おすすめは?
散々条件について述べましたが、「じゃあ何を買えばいいのか」となると思いますが、最も無難なのは大学推奨の生協PCでしょう。
割高に感じるものが多いと思いますが、ぶっ壊しても手厚い保証があったりと、4年間使うには安心な要素が多いと思います。
また、スペック的には前述した通りですが、大学推奨以上のスペックは絶対必要だと思うので参考にすべきです。
ちなみに絶対に買ってはいけないのはMacBookシリーズです。
・ARM/x64
・BootCamp
・intelのCPU
と箇条書きで書いてみましたが、これで何を言いたいかピンと来ない方は絶対買ってはいけません。途中で何かで詰みます。絶対です。